2007年09月07日

約束の旅路

今日は実際の旅行じゃなくて「映画」で見た世界の話

友だちと桜坂劇場で「約束の旅路」っていう映画の最終上映ました
あんなに泣く映画だなんて知らなくて、カーディガンの袖でぬぐいながら2時間半

スーダンの難民キャンプで過酷な生活をしていたエチオピア人クリスチャンの母子
ただ1人生き残った息子を助けようと、母親はイスラエルへ脱出する女性に息子を預けました
「地上の楽園」だと信じてきたエチオピア人ユダヤ教徒たちは、ひどい人種差別にあうことに・・・
そんな中で傷つきながらも養子に迎えてくれた家族や少数の理解者たちの間で成長していくシュロモ
最後に彼は・・・

興味のある方は公式HPをどうぞ
http://yakusoku.cinemacafe.net/

同じ「神の教え」を信じている仲間に対しての、権威者の差別に愕然としたよ
その彼の考えを変えようと必死に努力して、多くの人の心を動かし、受け入れられた
なのにその人は頑ななまま、「二度と自分たち家族の前に現れるな!」と暴言をムキー
そしてその卑劣な言葉のあには「平和」って言うの
その人の恐ろしい貌
彼の言葉、態度からは「愛」も「平和」もまったく感じられないのに
差別しながら彼らは平気で「愛」や「平和」と言う言葉を使ってて・・・

人間ってこんなに怖いものかって思ったよ
今でも思い出すと涙がでてくる
私がその中にいたとしたら、私はどうしたんだろう・・・

シュロモを養子に迎えた家族は敬虔なユダヤ教徒じゃないことをシュロモに謝ったけど
彼らはとてもシュロモを愛して、世間の差別や偏見からシュロモを必死に守り続けてた
彼らの方が、よっぽど敬虔な「神の子どもたち」だよね

その家族からは、人間の強さや優しさを感じて救われた思い
映画では描かれなかったけど、実際にそういう生き方をしたら周囲の非難がすごいよね
それでも現実にがんばっている人たちってきっといるんだろうね

心に応える映画でした


タグ :映画約束

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Posted by すかい at 23:50│Comments(0)映画
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